犬疥癬にご注意ください

2016/07/14

先日、お世話になっている伏見先生から今年は疥癬(かいせん)が流行っているとお聞きしました。 疥癬とはヒゼンダニによる皮膚の病気です。

原因: 感染犬との接触、感染犬に使用したブラシの使い回し、接触などから。(ノーリードで散歩されている犬との接触なども)

症状:皮膚の柔らかい部分(耳・肘・踵)などに赤いポツポツや皮膚の脱毛などがみられ、とにかく痒がります。 とても痒がるので飼い主様は気づくと思います。 多頭飼のお客様は1頭が感染していると、一緒にいる他のワンちゃんにも感染しますのでご注意下さい。 人にも感染します。

対策: とてもワンちゃんが痒がっていておかしいと思ったらすぐに獣医さんに診てもらうことをお勧めします。 例え疥癬ではなくても、それに似た真菌や他のアレルギーが原因での痒みかもしれません。 

当店での対策: ノルバサンというとても強い消毒剤で使用した器具はその都度消毒し、さらに熱湯消毒もします。 店内はノルバサンの散布後塩素系消毒剤にて念入りに消毒しております。  トリミングの際に、疥癬が流行っていると聞いたので注意して見ております。 しかし獣医ではないのでひと目で見抜けるわけではなく、疑わしいと思った場合は飼い主様にお伝えし、動物病院での診察を勧めております。  トリミングとは単にシャンプーやカットをするだけではなく、飼い主様が気づきにくい初期症状を見逃さない事も含まれると思います。痒がっている場合はなにかのサインかもしれませんのでご注意ください!



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